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ワイルドダイス

 
定価 : 3,800
価格 : 2,750円(税込)
ポイント : 27
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3つのマッチ箱がテーブルの上に一列に並べられます。
これらから外箱をはずして、それぞれの中箱をテーブルの上に伏せて置きます。
この3つの中箱を1つずつ持ち上げては元に戻してゆきますが、3番目の中箱を持ち上げると、その下に白いダイスが1つ見えます。
ここで手品師は、これから3つのくるみの殻と豆を使った有名なマジックを、3つのマッチ箱と白いダイスを使って演じると説明します。
基本的な見せ方は、古典的な方法と同じです。
すなわち、中箱の1つを持ち上げ、その下にダイスを入れます。
そして、この中箱を、他の中箱とゆっくりと丁に入れ替える動作を行うのです。
位置を入れ替える間、中箱は常にテーブルの面に接しています。
このように、ゆっくりと入れ替えを行えば、ダイスの入った中箱を目で追うのは簡単です。
手品師は、問題の中箱を持ち上げ、まだダイスがその下にあることを確認します。
今度は、少しむずかしくなります。3つの中箱を同時に動かして位置を入れ替えるのです。
観客は、ダイスの入った中箱を確かに目で追ったと思っているのですが、その中箱を持ち上げるとダイスはありません。
別な中箱を持ち上げるとダイスが出てきます。
同じことをもう1回繰り返して行いますが、やはりダイスは別な中箱にジャンプしてしまいます。
手品師は、魔法のダイスを使っているのでこのようなことができるのだと説明します。
そして、それを証明してみせると言って、1つの中箱を伏せ、その上にダイスを載せ、その上からもう1つの中箱を被せます。
ここで魔法をかけ、上の中箱を持ち上げると、ダイスはなくなっています。
下の中箱を持ち上げると、中からダイスが現れます。ダイスが中箱の底を貫通したことになります。
続いて、ダイスをポケットにしまい、3つの中箱を伏せたまま3段に積み重ねます。
手品師は、ポケットから見えないダイスを取り出し、これを一番上の中箱の上に置くふりをします。
そして、親指でこの見えないダイスを押し渡す演技をするのです。
一番上の中箱を脇にどかします。そして、その次の中箱を持ち上げると、三番目の中箱の上にダイスが出現するのです。
3つの中箱を、再びテーブルの上に一列に並べます。
そして手品師は次のように言います。
「たいていの人は、余分なダイスを使うのがタネに違いないと思っているようですね。実はそのとおりなんです。」
ここで、3つの中箱を1つずつ持ち上げてゆくと、白い余分なダイスではなく、赤いダイスが1つずつ、合計3つ出現するのです。
これは非常に強烈な現象です。
ところが、今度は3つの中箱を一緒に持ち上げると、それぞれの下に緑のダイスが1つずつ出現するのです。




 
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