8つの棺が収められた八角館へようこそ。
ヒロサカイがお会いして影響を受けた8人の方々に捧げる作品をそのタッチを出来るだけ取り入れ作品集を製作致しました。
1.カンニング---小野坂東氏
三冊の本を取り出し、3人の観客がそれぞれを選びます。
1人の観客の本を弾いていき、好きな時にストップをかけて貰い、そのページ数を言ってもらいます。
残りの2人の観客にそのページ数を聞いて、頁の一番最初の文字を覚えてもらいます。
マジシャンは2人の観客覚えた文字を当ててしまいます。
2.Y.K.K.---片倉雄一氏
1組のカードから1枚のカードが観客によって選ばれ、元に戻して切り混ぜます。
観客の指示で3つのパックを作ります。
それぞれのトップカードを取って見せますが、それは観客のカードでは有りません。
3枚のカードは1枚ずつ観客のカードに変化していき、最後に3つのパックのボトムを開けるとそれは観客のカードと同じ数字のカードです。
3.ポイント・ブレイク---沢浩氏
1枚のハーフダラーを示し、そのコインを千切るとパチンと言う音とともに2枚に分裂してしまいます。
そのうちの1枚を客に渡し、残りのコインでもう一度同じ事を行ないます。
更にもう一度コインは分裂し、全部で4枚に増えてしまいます。
4枚を両手でもんでやると8枚のコインに増えてしまいます。
コインが増える度に両手の裏表を改めます。
4.ジン&ビター---高木重朗氏
高木重朗氏の好きだったマジックのひとつであるトライアンフをヒロサカイのアプローチ方法で掲載致しました。
5.ミッドナイト・シカゴ---厚川昌男氏
千円札・五千円札・一万円札の3枚を示し、そのうちの1枚を観客に指定して貰ったら、3枚を同じ方向で観客にしっかりと持って貰います。
観客に目を閉じてもらうと、観客の指定したお札だけが横向きにずれてしまいます。
6.リトル カップス---二川滋夫氏
ハーフダラーとイングリッシュペニーを示します。
ハーフダラーを左手に握り、イングリッシュペニーを右手に握りますが、おまじないを掛けると2枚の位置は入れ替わってしまいます。
次に、イングリッシュペニーを左手に握り、ハーフダラーを右手に握り、再びおまじないを掛け、右手を開けるとイングリッシュペニーになってしまっています。
次に、左手を開けるとハーフダラーではなく、チャイニーズコインに変化してしまっています。
更に右手のコインも気が付くとチャイニーズコインに変化してしまっているのです。
7.ワラビー---フィル・ゴールドスティン氏
4枚のAと4枚の黒の字札を使い、4枚のAをテーブルに一列に並べます。
一枚のAの上に4枚の黒のカードを置きますが、Aはパケットのトップへ移動してしまいます。
そのAを次のAの上に置き、更にその上に黒のパケットを置きますが、Aは2枚ともトップに上がってきてしまいます。残りの2枚のAでも同様の事が行なわれ、
最後は4枚のAと4枚の黒のカードは入れ替わってしまいます。
8.まばたき コイン・アセンブリー---荒井晋一氏
マニアも唸るコイン・アセンブリー。
同氏の「いきなりコイン・アセンブリー」をよりクリーンに見えるようにヒロサカイがマニア向けにアレンジした手順です。
その他、8つの棺が簡単に作れるように挿し絵として収められています。予言マジックが出来ます。
1995年3月発行
日本語解説書
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英語解説書
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解説DVD
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付属品
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状態
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A |
備考 |
中古品です。
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