この財布はいわゆる「カード・トゥ・ポケット」の中で「ルポールの財布」と双璧をなすもので、その良さはどれだけ強調しても
し切れません。これだけ素晴らしいものはそうあるものではありません。ジョン・メンドーザは「私はこれは財布の中ではベスト
だ」と強く推薦します。これ以上のものはありません。
パームもなくローディングもなく、財布に切り込みもなく、しかも客がカードをとる前から卓上の客が見える位置に財布を置いて
おくことが出来、それでも尚、客のサインしたカードがジッパーで密閉した個所から現れる。勿論、デックが財布に近づく事もない。
「スペシャルショーにはルポールの財布を、テーブル・ポッピングにはベンディックスを」と申しています。バーなどでこれ以上
客が不思議がる奇術もありません。きっと、あなたも日本一のマジシャンと言われるでしょう。解説書にはベンディックス自身の
手順の他、ロイ・ロス、エド・マーロー、デビッド・ソロモン、ボブ・ドリーベック、ラリー・ベッカー、カーレル・フォックス、
ロベルト・ギオビ、ボロディン、ピーター・イサックの10手順が解説してありますが、ここでは、カーレル・フォックスの手順の
みを紹介しておきましょう。
[ 商品内容 ]
財布を取り出し、客に見えるように卓上に置きます。客に1枚のカードを選ばせ、サインをしてデックに返させます。ここで何の
怪しい事もしません。単に卓上より財布を取り上げて開け、ジャッパーを開けて中より1枚のカードを取り出します。それが客の
サインしたカードです。普通、奇術は二度続けて演じる事はできません。しかし、これは違います。「もう一度いたしましょう」
と言って、客のカードをデックの中に入れます。デックは財布に近づきもしません。勿論両手も空です。そのままジッパーを開
けると驚くべきことにまたもやサインしたカードが現れます。そんなこと物理的に不可能だと思われるでしょうが、これが立派
にできるのです。私はマジックショップでマジシャン相手に毎日のように演じていますが誰も種が分かった人はいません。次の
3点を強調しておきます。
○述べられている全手順にパームは1度も使われておりません
○奇術を始める前から財布は卓上においてあります。
○原理も方法もルポールの財布と100%違います。財布は牛普通の財布としても使えます。