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タロープ11 アルティメットシューレース

 
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ミスターマリック氏がFISM釜山で演じた、靴紐を使ったロープトリックを遂にリリース!演じる相手が9割9分9厘マジシャンと言うあり得ない状況にも関わらず、全員をアッと言わせ、ショー終了後には瞬殺で売り切れた、摩訶不思議な靴紐マジックです!

■アルティメットシューレース開発の経緯

2018年、モテまじっく倶楽部代表のマジシャン トミー氏のお誘いにより、ミスターマリック氏が運営しているニコニコチャンネルに出演する機会を頂きました。そこで私が今まで作ってきたタロープシリーズをマリック氏に見て頂いたところ、とても気に入って頂くことができ、話が次から次へと進んんで行きました。

たまたま、私はFISM釜山に参加することを決めていましたが、何とミスターマリック氏はゲスト出演されると伺い、そこで演じるロープマジックの相談を受けました。

どのようなロープマジックを演じるのか見せて頂いたところ、直球勝負のとても不思議なロープマジックでした。そして、そのマジックを靴紐で演じたいとのご希望を承りました。

ただ、私が今までリリースしてきたロープマジックは、通常のロープしかなく、直ぐに靴紐に置き換えるのは困難でした。何より、ギミックの機構そのものが全く異なり、更に今までのタロープシリーズと比べると、圧倒的に細い靴紐に、その新機構のギミックを仕込めるのかは正直、私自身でも分かりませんでした。そもそも、ギミック自体が既製品で代用できるものが無く、1から作る必要がありました。

FISMまでの短い期間に完成させるのは、困難を極めるのは明らかでした。ただ、日本の、そしてアジアのマジックを牽引してきたミスターマリック氏直々のオーダーを承れるチャンスは二度とめぐってこないと思い、快諾しました。

■困難を極めた新機構ギミックの開発

製作にあたり先ず直面した問題が、新機構のギミックです。既製品にはどんなに探しても、アルティメットシューレースに使える母材がありません。そこで自分で作ってみようと思い、材料や機材を買い込んでトライしてみました。しかし、全く無理でした。仮に上手く出来たとしても、一つ作るのに時間が掛かり過ぎるし、仕上がりもとてもマリック氏にお見せできるものではありませんでした。

そこで、色々な工場に問い合わせてみましたが、ことごとく断られました。ただ、私も伊達に長くマジシャンをしているわけではありません。昨年、マジックショーの後に、町工場の社長さんと名刺交換をさせて頂いたことを思い出し、ダメもとで問い合わせてみました。すると、「出来るかできないかは分からないけれど、取り敢えずやってみよう」と前向きなお返事を頂くことができました(^.^)/~~~

明くる日、実際に工場に伺い、社長や従業員の方々とご挨拶をしました。しかし、社長以外は初対面であり、明らかに距離感がありました。このような場面で一気に距離感を縮める魔法。それがマジックです。当然、私はマジックをちゃちゃっと見せると、一気に注目を集めることができ、皆様と親しい間柄で私の話を聞いて頂くことができました。マジックの威力恐るべし!!!

話がわき道に逸れましたが、ひとまず試作品を作って頂けることになりました。ただ、このギミックは一つ一つ手作業でしか作れないとのことでした。あまりにもギリギリの所を攻めている為、機械ではエラーがでてしまう様です。どの工場でも断られても当然の作業内容だったようです。

後日、試作品を受け取ると、とても綺麗で完璧な仕上がりに感動したのを今でも覚えています。早速、靴紐に仕込み、ミスターマリック氏に試作品1号を見て頂きました。マリック氏には「これならイケる」とお言葉を頂き、これ以降は本番用の製作に打ち込むことになります。

■ミスターマリック氏の拘りオーダーとは?

ミスターマリック氏はテレビで有名になったマジシャンです。我々と違って、カメラに向かってマジックを見せる機会が多い訳です。アナログ時代は画質が荒く、多少雑な作りのマジック道具でもネタはバレなかったようですが、最近は事情が違います。フルハイビジョンは当たり前。4k、8kと、どんどん画質が良くなっているため、ズームで撮影されるとネタが見えてしまうことも多々あるとのことでした。

当然、FISM釜山では、高画質大画面モニターに映しだされるので、「超高画質モニターでみても分からないギミックの仕上がり」と言うオーダーでした。このオーダーに、私は更なる製作意欲が沸き起こりました!タロープは毎年、改良に改良を重ね、ギミックの精度を高めてきたつもりですが、もう一度見直し、まだ改良できそうな部分がないか探りました。ミスターマリック氏の「超高画質モニターでみても分からないギミックの仕上がり」と言うオーダーのおかげで、新たな改良方法を発見することができました。

■本番までに間に合うか!?

工場には期日までに出来るだけ沢山のギミックを作ってもらうようお願いし、何とか50セット作ってもらいました。ただ、このギミックは、最終的には私が組み立てる必要があります。ココばかりは誰にも譲れません!ギミックロープ職人である私のさじ加減で、一つ一つ丁寧に組み上げることになります。しかし、このギミック自体が私にとっても初の試みであり、製作に慣れていないせいもあり、結構なエラーを出してしまいました( ノД`)まぁ、このマジックを成功させるには、それだけ精度が求められると言うことです。

こうして何度もトライ&エラーを繰り返して製作に取り組みました。最終的に、私のスケジュールの都合もあり、日本でミスターマリック氏に完成品をお渡しできず、納品はマリック氏のFISM出演日前日となりました!

■FISM本番でのルーティーンとレクチャーの意義

いよいよFISM本番です!私は見ているだけですが、妙に緊張しました(>_<)。 ここでFISMでのルーティーンをご紹介します。

ルーティーン1。
お客様に靴紐を調べてもらいます。2人のお客様がステージに上がり、靴紐の両端をそれぞれ押さえます。靴紐の傍らに指輪を置き、全体をハンカチで覆います。そしてマリック氏がハンカチの中に手を入れ、指輪と靴紐に魔法をかけます。魔法をかけ終わりハンカチを取り払います。すると、お客様が靴紐の両端をしっかりと押さえていたにも関わらず、靴紐に指輪が通っています!

とても不思議なマジックで、会場からはどよめきの声が聞こえてきました。しかし、ミスターマリック氏は、惜しげもなくこのトリックのやり方を説明します。

このトリックは、腕時計のバンドに挟んで隠していた小型のハサミを使い、密かに靴紐を切断してしまうことです。切断した所から指輪を通し、後は切断部分を指で摘まんで、お客様にハンカチを取り除いてもらう訳です。当然、靴紐に指輪が通っています。切断した短い端は、ハンカチと一緒に処理してしまうという方法です。知ってしまえば何てことない仕掛けですが、マリック氏の面白い演出とも相まって、会場からは拍手が沸き起こりました。

■ルーティーン2

ルーティーン1は種明かしをしなければ、じゅうぶん不思議です。しかし、ここはFISM。お客様は全員マジシャンで、しかも3年に1度しか開催されない世界最大の大会のため、お客様のマジシャンに対する期待値は絶大です!

マリック氏はこの期待に応えるべく、「アルティメイトシューレース」を考えました!

今度はハサミを使いません。靴紐を調べてもらったら、先ほどと同様に、お客様に両端を押さえてもらいます。そして、ハンカチの中に手を入れ、魔法をかけます。今度は、マリック氏はハンカチの中から手を完全にだしてしまいます。1回目のように、靴紐は摘まんでいません。この状態でハンカチを取り除きます。もちろん、両端はお客様がしっかりと押さえているので、指輪を切るか、靴紐を切らない限りは、絶対に靴紐に指輪が通ることはありません。しかし、あり得ないことに、何と靴紐に指輪が通ってしまっています!靴紐を引っ張ってもらいますが、もちろん、どこにも切れ目などはありません。

FISMではこの秘密も公開され、会場の全員がギミックのクオリティーとハンドリングの秀逸さに驚き、感動していました。

ミスターマリック氏は、ただ単に靴紐マジックのやり方をレクチャーした訳ではありません。この靴紐マジックを通じて、「如何にしてマリック氏がテレビで有名になり、有名になった後でもテレビに出続けるには、どのようなマインドが必要になるか」と言う、とても重要なことを、アルティメットシューレスを通じて教えて下さりました。

FISMでは、明日のスターマジシャンを目指す若いマジシャン達も、沢山きていました。マリック氏のレクチャーは、その様な人たちにとっては特に心に響く内容であったと思います。

■説得力のあるルーティーン1を解説!!!

マリック氏のFISMでのルーティーンを再現するには、1回ごとにノーマルの靴紐を切断しなければなりません。さすがに、毎回見せる度に靴紐を切断するのは、気が引けると思います。そこで、靴紐を切断しないでも説得力のあるルーティーン1のやり方を解説しました。

アルティメットシューレスは、やはり2段落ちで見せたほうが、お客様の説得力が増します。そして、ルーティーン2をより不思議に見せるためには、説得力のあるルーティーン1が必要不可欠です。そこで、ミスターマリック氏の解説の他に、説得力のあるルーティーン1のやり方も解説しました。

FISMの後、私が何度も実際の現場で演じてきた方法です。どのお客様も、ルーティーン1のやり方に関心してくれます。正直、ルーティーン2は見せなくてもいいかな?と思うぐらいです。古くからある方法ですが、とても不思議で素晴らしいマジックですので是非、演じてみて下さい。

■最後に

気が付けば随分長い商品説明になってしまいましたが、ここまで読んで頂いた方には感謝申し上げます。そしてもう少しだけお付き合いください。

一般的なマジシャンは、マジックをルーティーンで演じます。例えば、ロープマジックであれば、フォーナイトメアーや、高木重雄氏のロープ切りなどです。

しかし、テレビのスターマジシャンであるミスターマリック氏の考え方は少し違います。

マジックには素材が必要です。例えば、カード、コイン、ロープなどです。マリック氏は一つの素材を使って色々見せるというよりは、その素材を使って最も不思議に見えるマジックを、直球勝負で見せてきます。

コインマジックであれば、改めた1枚のコインがコップの底を貫通する、ロープマジックであれば、切ったロープが超クリーンに復活すると言った感じです。そして、マジックを既にやっている方でしたら分かると思いますが、この超シンプルで直球勝負のマジックほど難しいと思いませんか?シンプルであればあるほど、誤魔化しが効かず、ミスディレクションも効かず、高度なテクニックとギミックの高い精度が必要になるからです。

そして、今回発売する「アルティメットシューレス」は、両端を押さえられた靴紐に指輪が通る、「直球勝負」の靴紐マジックです。これを演じるにあたり、怪しい結び方や変なハンドリングはありません。

単純に靴紐と指輪を調べてもらい、靴紐の両端をお客様に押さえてもらい、ハンカチを被せ、その中に指輪を入れて、ハンカチを取り除くと、靴紐に指輪が通っているシンプル極まりないマジックです。

ルーティーンで演じるマジックも素晴らしいと思いますが、これを機に、1点集中直球勝負のマジックも是非、挑戦してみて下さい。ミスターマリック氏が体感しているであろう感覚を体験することで、スターマジシャンになるためのヒントが見つかるかもしれません!!!

最後に「アルティメットシューレス」をご提供して下さいましたミスターマリック氏には、心より感謝申し上げます。

本当にありがとうございました。

ワンダフルマジックショップ店主 マジシャン 池田太郎


商品はノーマル靴紐、ギミック靴紐、解説動画(アクセスしてご覧いただけます)になります。

 
 
日本語解説書
英語解説書
解説DVD
付属品
状態
A
備考

新品です。
※解説動画はアクセスしてご覧いただけます
※6対4の黄緑色になります。

 
 
 
 
 
 
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