ボックスの中に2本の透明筒があります。
長い筒の方に3色の玉を入れます。
あなたは、相手が選んだ色の玉を一瞬に短い筒に移動させることができます。
どの色を選ばれても、どの順番で筒に入れても、移動できるので大変不思議です。
龍が妖しくデザインされた箱の中の暗闇で起こるミステリー。
その仕掛けはたいへん精巧で、構造は意表をつきます。
考案:下村知行(2001)
「スピリット・キャビネット」という古いマジックがあります。
大きな箱の中にコップがセットされ、そのとなりにボールが置いてあり、箱の中をカーテンで隠した状態でボールがコップの中に飛行するというものです。
このマジックの現象をコンパクトにするところからアイデアがスタートしました。
ボールを飛行させる手法を変え、メカニカルなギミックを使うことによって、やさしくでき、また相手の目の前で演じられるようになりました。
マジックに詳しい方ならおわかりの通り、「ミステリーチャイナボックス」のケースは、ステージマジックで、空の箱から箱いっぱいの品物をとりだす道具の形状に似ています。
片方のフタの内側に取り出し用のポケットがついたものです。
当初はまさにその原理を利用して、ギミックは片方のフタにとりつけていました。
つまり後ろから見られたら、タネは丸見えの状態だったわけです。
しかし、最終的には、そのギミックは別の所に移すことになってしまいました。
最初のオリジナルのタネを知っているスタッフがこの改良版を見せられたとき、いちばん不思議だったのは、タネのギミックはどこへ消えたのか、ということだったのです。
日本語解説書
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解説DVD
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付属品
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状態
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中古品です。
パッケージはありません。
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